豊かの自然の中でホエールウォッチング
ハワイには繁殖のために多くのザトウクジラが訪れます。
やってくるのは12月~5月の間で、暖かい浅瀬で出産をするのです。
ハワイのどの島からでもホエールウォッチングをすることはできますし、ピークの時期には海岸からでも観察することができますが、中でも最も人気のスポットはマウイ島・モロカイ島・ラナイ島の間にあるアウアウ海峡です。
波が穏やかで水が澄んでいるため、ホエールウォッチングには最適の場所なのです。
ザトウクジラは絶滅危惧種に指定されており、規定によってボートで91メートル以内に近づくことは許されていません。
そのため、ホエールウォッチングのツアーに参加してボートの上から観察するというのが、最もザトウクジラを近くで見ることができます。
ザトウクジラはハワイ語で「コホラ」といいます。
コホラは先祖の霊や守護神だという信仰があるため、古くからハワイではザトウクジラに最高の敬意を払って接してきました。
ハワイに訪れるザトウクジラの数は毎年6000~8000頭と言われています。
近年では保護活動が活発化しているため、頭数が増えているとも言われており、観察しやすくなっているようです。
過去のデータと照らし合わせてみても頭数は増えていて、まさに今がホエールウォッチングに最も向いている時と言えるかもしれません。
12月~5月の時期にハワイを訪れるなら、ぜひホエールウォッチングに参加して大きなザトウクジラを見てみたいですね。
タグ:アウアウ海峡, ホエールウォッチング